ステレオフォトメーカー(SPM)による複数画像の自動整列

レンチキュラー画像の作成と印刷方法はこちら

SPMにレンチキュラー関係の機能を追加しました。

レンチキュラー用の画像は、横に少しづつシフトして撮影した5~10枚の写真から作成します。

簡単に作るには、2枚のステレオ写真からソフト的に補間して間の映像を作る事もできますが、この方法だと、左右両端がちょうど良いステレオベースなので、補間した画像同士では、視差が不足するため、立体感の乏しい画像になってしまいます。

かといって、5~10台のカメラを並べて撮影するのは、とっても金と勇気がいると思います。

ということで、1台のカメラでずらし撮りした複数の画像を、きちんと整列して、その画像から、レンチキュラー画像を作成すれば、だれでも簡単にできます。
ここでは、SPMを使った複数画像の自動整列のやり方を説明します。

サンプル画像

自動整列したサンプル画像はこちら

ダウンロード

StereoPhoto Maker Ver4.22i 英語版 962kByte 13/Jun/2010

StereoPhoto Maker Ver4.22i 日本語版 968kByte 13/Jun/2010

複数画像の自動整列のやり方

SPMには、2種類の複数画像の自動整列機能があります。
1.全ての画像を一番最初の画像を基準に調整する
一番左で撮影した画像と一番右で撮影した画像がSPMで自動整列できる場合は、この方法をお勧めします。
この方法のメリットは、うまく動作する場合は、自動トリミングまで自動で処理できます。

この方法では、例えば、5枚の連続する画像(01.jpg,02.jpg,03.jpg,04.jpg,05.jpg)の場合、
SPMは、次のペアで自動整列を実施します。
01.jpg/01.jpg
01.jpg/02.jpg
01.jpg/03.jpg
01.jpg/04.jpg
01.jpg/05.jpg
その後、全てのペアに共通する点を使って、左右位置を合わせ、その次に自動でトリミングを実施します。
(サンプル01を使用してテストしてみて下さい)

この方法でうまくいかない場合は、2番目の方法をお試し下さい。

2.隣り合う画像を順次、自動整列する
例えば、5枚の連続する画像(01.jpg,02.jpg,03.jpg,04.jpg,05.jpg)の場合、
SPMは、次のペアで自動整列を実施します。
01.jpg/02.jpg
02.jpg/03.jpg
03.jpg/04.jpg
04.jpg/05.jpg
この方法では、SPMは、角度調整はできますが、全ての画像に共通する点を見つける事ができませんので、
別途、各画像の合わせたい位置をマウスで指定する必要があります。
レンチキュラーの場合は、画像のどのポイントを合わせるかが、出来上がった画像の見易さに大きく影響します
ので、1番目の方法で自動調整できても、マニュアル設定することをお勧めします。
また、各画像の共通部分のトリミングもマウス操作で簡単にできます。
(サンプル02を使用してテストしてみて下さい)
最初の画像と最後の画像が全く異なる角度から撮影されているケースや、360度(一周)で撮影された場合、
調整しきれなくなってしまいます。そんな時は、「最後の画像は調整しないで平均化する」オプションをチェック
すると、調整できる可能性があります。
(サンプル04を使用してテストしてみて下さい)

最初の方法 (全ての画像を一番最初の画像を基準に調整する)

メニュー→ファイル→シーケンシャル画像→自動調整(最初の画像基準)...を選択


オプションを選択
(左右自動調整 / 調整後、自動トリミングする / 等々..).
出力先フォルダを指定する。
「詳細設定」ボタンを押し、「調整精度を上げる」オプションをチェックする(後述)
処理する画像ファイルを指定して「選択画像調整開始」ボタンを押す。もしくは、フォルダ内の全画像を処理する場合は
「全画像調整開始」ボタンを押す。


「詳細設定」ボタンを押し、「調整精度を上げる」オプションをチェックする。
処理速度は少し遅くなりますが、調整精度が上がる為、自動調整が成功する確率が上がります。


処理が終了した時に、下のように
Result:Successful(** points)という表示がでれば、成功です。
Result:Error(0 points)となった場合は、調整できなかったという事ですので、あきらめて、2番目の方法をお試し下さい。


自動調整した画像を、まとめてサイズ変更/シャープネス/等々を行いたい場合は、
メニュー→ファイル→シーケンシャル画像→複数画像一括処理...を選択


やりたい処理を選び、出力先フォルダを指定
入力ファイルを指定して、「一括変換開始」ボタンを押す

2番目の方法 (隣り合う画像を順次、自動整列する)

メニュー→ファイル→シーケンシャル画像→逐次角度調整...を選択


オプション設定を行う。
ここでは、各画像の角度の調整を行い、その後、位置調整やトリミングを別途行う。
従って、出力ファイル形式は、BMP等、画質劣化の無い形式を選択する方が良い。
角度調整を精度良く行いたい場合は、「詳細設定」ボタンを押し、「調整精度を上げる」オプションをチェックする。

最初の画像と最後の画像の撮影角度が大きく異なると、台形歪が大きくなりすぎ、それを無理やり補正する
と、非常に歪んだ画像になってしまいます。
その場合は、「最後の画像は調整しないで、全体を平均化する」をチェックすると、破綻しないで調整できる可能性が高くなります。


出力先フォルダを指定し、入力ファイルを指定して、「一括変換開始」ボタンを押す


処理が終了したら、「終了」ボタンを押す。


メニュー→ファイル→シーケンシャル画像→縦横位置調整...を選択


オプション設定を行う。
ここでは、各画像の位置調整やトリミングを行う。
出力先フォルダを指定し、入力ファイルを指定して、「調整開始」ボタンを押す


最初に、各画像の位置を合わせるポイントをマウスで指定いていく
レンチキュラーの場合は、はっきり見せたいターゲットに合わせると見やすくなります。


正確に位置あわせを行う為に、「実寸表示」にします。
右上の最大化ボタンを押せば、ウィンドウサイズを大きくすることもできます。
また、マウスドラッグで画像をスクロールできますので、合わせたいポイントが画面中央にくるようにします。


「基準位置指定」ボタンを押すと、十字ラインが表示されますので、合わせたいポイントでマウスをクリックします。
マウスをクリックすると、自動で次の画像に切り替わりますので、また、同じポイントをクリックします。
この操作を繰り返し、最後の画像まで、基準位置の指定を行います。


最後の画像を指定し終わると、最初の画像に戻り、指定したポイントが赤いラインで表示されます。
基準位置を指定し直したい場合は、同じ操作を繰り返します。
全ての画像の基準位置の指定が終了したら、「実寸表示」を押して、画像全体表示に戻します。


次に、画像の不要部分を削除し、必要な部分を抜き取る為のトリミングを行います。
「マスク」ボタンを押すと、角度調整や位置調整で複数画像の内、ひとつでも画像の無い部分は黒く表示されます。


「トリミング」ボタンを押すと、十字ラインが表示されるので、まず、トリミングエリアの左上でクリックし、
そのままマウスドラッグで、右下まで移動し、マウスボタンを離すとトリミングエリアが確定します。
やり直したい場合は、同じ操作をやり直します。


「テスト」ボタンを押すと、調整した結果がアニメーション表示されます。


再度、「テスト」ボタンを押すと、アニメーションが終了します。
調整結果がOKであれば、「OK」ボタンを押すと、おのおのの調整画像が指定されたフォルダに格納されていきます。


調整した画像を、まとめてサイズ変更/シャープネス/等々を行いたい場合は、
メニュー→ファイル→シーケンシャル画像→複数画像一括処理...を選択


やりたい処理を選び、出力先フォルダを指定
入力ファイルを指定して、「一括変換開始」ボタンを押す。